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看護師から会社役員に転身するが、大赤字で倒産寸前となり借金を背負い込む。経営知識の乏しさを猛反省し懸命に勉強して再起にかける。
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2017年12月10日 (日) | 編集 |

有料老人ホームの看護師パートは5日間働いた。


看護師5人だが、1人が正職員、後は週1半日で土曜日の1日だけの人、


後の2人が週3~4日のパート、私が週4日だ。


平日は2人、土日は1人または1.5人で60人~70人を看護する。


毎日、利用者の方の急変がある。平均年齢が88歳ですから当然だ。


90代の利用者さんは殆どが寝たきり状態で、全てに介助が必要だ。


私を入れて看護師が5人だが、常勤は1人だけだし、全員が今年入職者。


1年以上続けて働いている人が、1人もいないという事だ。


友達が言っていたように、施設看護は離職する人が多く続かないのだ。


有料老人ホームや特別養護老人ホームは医師が常勤していないところが


多いので、看護師が急変時に対応する。


夜勤がなくても、日勤帯が終了して家に帰ってもオンコールがあって、


入浴中でも夜中でも介護士さんから電話が掛かってくる。


介護士さんだけで、夜勤対応しているので医療行為が出来ず、急変すると


夜中でも施設に行くことになる。


オンコール手当は1000円。1000円の為に日勤で疲れて家に帰っても、


いつ電話が鳴るか分からないので、落ち着かない。


いつでも出かけられる格好で待機していなければならない。


とにかく、看護師の判断が重要なのでおちおちと眠っていられない。


私はまだ入職して5日目なので、オンコール当番はないが、おそらく、月に


10日オンコールに当たる。


電話が鳴らなくても、持っているだけで1000円だと施設長は言っていたが、


持っていると、いつ掛かってくるか分からないし、ゆっくり休めない。


何かあったら、タクシーを呼んで施設で夜勤業務をすることになる。


常勤ならオンコール当番の翌日が日勤の場合もあり、睡眠不足で翌日出勤


することになるだろう。


5日間のパートでは亡くなったり、肺炎で他病院に入院になった人、


結構いらっしゃってオンコール当番の人が対応していた。


日勤帯では点滴や注射、創傷処置や軟膏処置、点眼薬などの処置がある。


あとは経管栄養の人がいるくらいで、難しい看護技術を使うことはない。


でも、毎日誰かが発熱して、食事中も誰かがむせ込んで咳をしている。


食事のむせ込みが、少しずつ食道ではなく気管に入っている可能性があり、


そういうのが蓄積すると発熱して肺炎になる。


高齢者施設に肺炎が多いのも、食事のむせが原因だ。


高齢者は歯牙の欠損や咀嚼筋が弱くなって、よく噛めないし、唾液の分泌


も少なくなっているので、飲み込むだけでも大変だ。


それに、認知症があると、慌てて食事を詰め込んだりする。


また、脳梗塞の後遺症で麻痺がある場合は、食事動作が不自由だった


りするので、色々な意味で食事の介助や観察は重要になってくる。


気管に入りかけても咳嗽反射が弱いと、咳で出すことも難しい。


看護師も介護士も休憩時間に食事を利用者さんと一緒の場所でするのは、


観察のために必要だが、休憩時間があってないようなものだ。


他の仕事のように、時給いくらで何時間という線引きが、きっちり出来て


いないのは、医療や施設の職員はボランティア的に考える人が多い


からかも知れない。


看護や介護を提供する方だって、人間相手の仕事に時間給できっちり、


「はい時間がきましたのでサヨナラ」とは決して割り切れないものだ。


それでも、高齢者の介護や看護が好きで、施設や病院で働く人がいる。


そういう人たちがいるので、このような施設は経営が成り立っている。


だけど、今後、有料老人ホームは倒産件数が増えると言われている。


それは人手不足を解決できないことが要因だ。


外国人の介護や看護師や、他に仕事がないから介護をやろうって人に、


自分の親も、自分自身も面倒を看てもらいたくないと思う。


まだ入職して5日間だけど、施設の裏側もかなり見えてきた。


それでも、まあ悪い施設ではない。働いている介護士さんも一生懸命


ケアをしているし、パートのベテラン看護師さんは責任感が強いし、


施設長も副施設長も殆ど休まずに待機している。


私の会社の経営の方は少しずつ動き出しただけで、何も良い話はない。


今月末も来月末も役員報酬はゼロであることは間違いない。


それよりも、経費の支払いは出来るのか、それが問題だ。


こうなることは、数か月も前から分かっていたのに、私ももっと早く


看護師に再復帰すべきだったと後悔している。


社長よりも私自身の方が金銭的感覚も時間感覚も正しい!


だから、私自身が危険だと察知した時に、社長の指示など待たないで、


自ら行動して自分自身を守るべきだったと後悔している。


結局、自分も家族も守れるのは自分自身なのだ。


自分の生活が成り立たない状況では、経営など出来ない。


私はもうそろそろ経営幹部ブログは終了しようと思う。


もう役員としての仕事より、生活を支える看護の仕事が多くなって


きたし、ペットの世話や看護の再勉強でとても忙しくなった。


それに、私の書く経営ブログは最近全然面白くない!自虐ネタも多いしね。


社長に対する愚痴や自分の未来に対して悲観的で、重苦しい内容ばかり


書いていて、読んでくださっている人もつまらないと思うからだ。


慣れない仕事も早く覚えて、生活を安定さたいし、経営もどうなるか


分からない。明るい兆しは全く見えない状況でも、やることは多い。


人間、何事も無理は禁物!何もかも1人で抱えられる訳がない。


大切な命と向き合って仕事をしているので、生半可には出来ない。


人生の終盤に穏やかで安らかに過ごしたい人々を支える仕事に関わって、


プレッシャーも大きいけれど、人生の縮図が見えて興味深い。


施設看護に関わってから、自分の親や自分自身の老後に対して、


考えることが多くなった。


そして、自分の今までの生き方を振り返って反省すべきことばかりだ。


なんか、とても安易にいい加減に生きてきたようで、こんな年齢に


なってから、また苦労を背負うことになってしまった。


母子家庭で勤労学生をしていた頃も苦労は多かったけど、その頃はまだ


若く夢もあったし、金銭的に追い込まれることはなかった。


子育てに家事、仕事に学業と多忙だったけど、充実した毎日を送っていた。


今の私は、人生最大の危機、自分では背負いきれないほど重くて辛い。


これを、辛いと思わないで、何とか楽しい思いに転換できないだろうか。


それには、仕事が楽しいと思えないことには無理だと思う。


そのためには、分からないことは勉強しなおして、少しずつでも自分


が成長していけば、やり甲斐も感じられると思う。


実際に老年看護を再勉強しなおすと、はっとすることが多い。


医療は日進月歩で変化が激しいので、古い知識は役に立たない。


自分の親や自分のためにも、高齢者のことは知っておいて損はない。


とにかく、まだ利用者さんの顔と名前を完全に覚えていないし、日々の


業務も覚えることだらけで余裕がない。


それでも、昨日より今日、今日より明日、少しずつ分かることが増えて、


ストレスは減っていくかも知れない。


問題はとにかく、高齢者は合併症が多く急変が多し、日々の変化も


良くなるのではなく、徐々に衰退か、急激に悪くなるかのどっちかだ。


そして、最終的に治療で助からない命には看取り期がやってくる。


野村監督の奥様も85歳の突然死!ある意味、理想的な亡くなり方だ。


最期まで家で家族と過ごせて、ポックリと誰にも迷惑を掛けないで


亡くなられた。羨ましい死に方だなあって思ってしまった。



上記のポッチにタッチをお願いします。m(_ _)m


        
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