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看護師から会社役員に転身するが、大赤字で倒産寸前となり借金を背負い込む。経営知識の乏しさを猛反省し懸命に勉強して再起にかける。
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2017年11月19日 (日) | 編集 |

「よ~おし~頑張るぞ~!大丈夫や!いける!」と明るい社長。


よくこんな最悪の状況で、あの明るさを保てるものだ。


普通の人なら、もうとっくに諦めて逃げてると思うけど…。


「考えても仕方ないことは考えない!」と豪語する社長。


ある意味、凄いかも知れないけど、別の見方をすると異常だ。


今日も倉庫の売れる材料などを売るために、業者を呼んだらしい。


はあ?でも、それだけ無駄な材料を注文していたって事だよなあ。


まあ、いいや、暗く落ち込んでいる社長も困るしね。


この社長の図太さと、諦めない執着心は凄いけど、尊敬はできん!


あっちからも、こっちからも責め立てられてもめげない。


でもさあ、何で2か月前、3か月前にやらなかったのか不思議だ。


どうして、いつもギリギリになって動き出すのかね。


もっと前に分かっていたことなのにさあ~。


それを社長に言うと、あの時はあの方法しかなかったと言う。


そんなことないと思うけどね。


何度言っても、遅れるのはいつものことだしね。


社長っていつも決断が遅いし、対処も指示もギリギリで疲れるよ。


メインバンクの支店長の本心も、社長は読み取っているようだ。


「支店長は会社を積極的に助けたい訳じゃない。」と社長も言っていた。


私も支店長の考えが、何となく読み取れるけどね。


それを承知の上で、強引に粘って支援を求めるしぶとさには驚く。


支店長の隣で担当行員さんが、ものすごく渋い顔をしていたと聞いて、


「そりゃあ、そうだよ。分かるよ。本当に彼の気持ち、言いたいこと


が手に取るように理解できるわ。」と気の毒になってしまった。


担当の銀行員さんは、私の前ではいつも本音で語ってくれる。


彼は社長の愚痴を言って、事務所のソファで何度もひっくり返りそうに


なったことがあるんだからね。社長は知らないだろ。


「社長、本当に大丈夫やろか~心配やわ、ああ、勘弁して下さいよ~。」


と泣きそうな顔で私に愚痴っていましたからね。


私は彼を安心させるために、「大丈夫ですよ~。〇〇〇〇……。」


とありとあらゆる、安心材料を絞り出して明るく語って女優になる。


私がもし「そうなんです。心配です。」などと本心を言ってしまうと、


銀行の態度が一気に変わってしまうから、いくら、正直者の私でも、


ここは、申し訳ないけれども名演技を演じて安心させるしかない。


私も行員と同じ気持ちだったので、彼の気持ちが痛いほど分かるよ。


私も「ああ、もう勘弁してよ!本当に大丈夫なのか?社長、頼むよ!」


と災難を頭からぶっかけられそうで、いつも不安で逃げ腰だった。


社長の体は不健康だが心は、いたって明るく元気に見えるけど、


「俺だって悪いと思ってるし、すごく気にしてるよ。でも、今は考えても


どうしようもできないし、今は目の前のやれることをやるだけ!」


といつも同じことを言う。


私は社長に返す言葉が見つからず、ただ、引きずられたくないと思う。



下記のポッチにタッチをお願いします。m(_ _)m


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